いのうえ農園のはじまり
私は定年後、念願だった農業を始めました。
ブリヂストン化成品(株)の営業マンであった私にとっては、真逆の世界。
分からないことばかりでしたが、大切にしたい信念だけはありました。
それは、「安心」「安全」「高付加価値」です。
戸惑いと思考錯誤の連続の日々の中、大きな転機が訪れたのは2010年、「とよみつひめ」開発者である行橋農業試験場の野方チーム長との出会いでした。野方チーム長の「とよみつひめ」に対する強い思いに惹かれ、「とよみつひめ」でやっていこう!と思い、耳納連山の麓で栽培を始めました。
私の信念は「安心」「安全」「高付加価値」です。
多くの人に難しいと言われましたが、「とよみつひめ」は農薬、化学肥料をを使用しない農法でいこうと決めました。
5年後、初めて納得の行く「とよみつひめ」を出荷できた時は、農業者になれたことを、とても嬉しく感じました。以来、とよみつひめは「皮ごと食べれるいちじく」として多くの方に喜んでいただいています。
その後、とよみつひめのハウスを増設。
2014年、福岡県の新しいブランド柿「秋王」の開発に携わった姫野氏の情熱に触れ、柿の栽培を決意。1000本の「秋王」を植樹し、2018年に初出荷をすることができました。
現在、農業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
いえ、今まで農業が変わらなさ過ぎたのかも知れません。
6次産業化、農商工連携、GAP、HACCP。
私は、最初に農業を始める時に決めた、「高付加価値」「安心」「安全」をお客様にお届けするために、これからも様々なことに積極的に取り組んで行きたいと思っております。
株式会社農業都市デザインシステム研究所
いのうえ農園
井上正隆
ロゴマークに込めた思い
連なる山は耳納連山。
流れる水は筑後川。
中央には、その大自然の恩恵の中でたわわに実る果実達。
田主丸の美しい自然の中で農業を志した思い、
自然への敬い、感謝の気持ちをこのロゴマークに込めました。
この思いが、美味しい果実となり、
世界中のみなさまに届きますように。
いのうえ農園のあゆみ
社名を「農業都市デザインシステム研究所」とする。
とよみつひめ」開発者である行橋農業試験場の野方チーム長との出会いをきっかけに、「とよみつひめ」の栽培をスタート。
6次産業化の認定を受け、加工場を設立。自社農園で収穫した農産物での加工をスタート。
「とよみつひめ」のハウスを増設。
吉井町にて柿の栽培をスタート。
田主丸、森部の山に福岡県ブランド柿「秋王」を1000本植樹。
柿「秋王」ふくおかエコ農産物認定。
とよみつひめ「福岡GAP」認証。
・安全な加工業務を運営するために、HACCPに沿った管理を実施中。
・秋王の生産工程でのGAP認証に向けて始動。
・農園の観光化に向けて準備中。